直火たき火 (趣味のブログ風記事
湖畔のキャンプ場の直火たき火

直火のたき火台です。 北海道のあるキャンプ場です。 ちょっと前までは直火のたき火が許可されていましたが、今は禁止になっています。日が暮れて食事も終わり、一息ついて、真っ暗な中でたき火を始めます。


●Youtubeで懐かしのTV,歌など本当に沢山楽しませて頂きました。もう二度と見る機会はないと思っていた渥美清さんの「泣いてたまるか」、タモリさんの「今夜は最高」などのお宝映像もあり、本当にいい時代になった思います。 ここ7年の間にYoutubeを見て私の心に響いた曲をお伝えします。

今までは私の中だけで響いて、それはそれで善としていましたが、なぜか無性に誰かに伝えたくなりまた。 多分、溜まりに溜まって溢れ始めたかもしれません。 共感できる人がいれば、とても嬉しいです。


     


 エリック・クラプトン
Tears in Heaven live Crossroads 2013
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こんなジジイに成りたい、強い憧れです。 エリック・クラプトンの68歳の時(2013年)のライブです。 カッコいいです。 何だか理由は分かりませんが、最近よくこのビデオを見ています。 それで私が何に強く惹かれるか、その魅力を考えてみました。

 

あるマーケティングのセミナーで講師の先生がアンチ・エージングのマーケットついて説明されました。 「どうやら世の人が欲しがっているのは、外見の若作りを目指すアンチ・エージングでなく、アイデンティティーの危機を避ける方法だったり、それを保ちたいところに欲求があることが分かってきた」

 

「アイデンティティーの危機」とか「アイデンティティーを保つ」と短い言葉の定義に人の営みが表現されていて、この解釈は私の中ですごく響きました。 そして、68歳のエリック・プラクトンの演奏に惹かれる理由も分かりました。

 

言葉は足りないかもしれませんが、これを説明すると「年を取っても自分らしさを保ちたいし、その時点での等身大の自分を回りから認めてほしい」ということになると思います。 等身大ということがポイントで、体が悪いは悪いなりに、その現状で等身大の自分を認めて欲しいということです。

 

私たちは生まれてから長い年月をかけて自分というものを作り上げてきたのですが、人生の下り坂では加齢による老化で、これまで出来ていたことが出来なくなっていきます。 面白くはありませんが、自分自身の自己評価を下げてそれを受け入れなけなばなりません。

 

エリック・クラプトンは天才ギターリストであり、アーティストであり、ギターに関してはプロの一種の職人なので、68歳で円熟と言う表現になります。 そしてしっかりアイデンティティーを保っています。 

 

もしかしたら一般の私たちと同じように加齢によるアイデンティティーの危機や、それを乗り越える時期があったかも知れません。 私たちは、彼の醸し出す雰囲気から直観で察して、それが感動を生みだしている可能性もあります。 でないと惹かれる理由の全ての説明がつきません。 歌は昔より上手くなているし、第一に顔の表情が深く、若い時よりずっと素晴らしいです。



   

 

外見からは老いがはっきり分かり、演奏が始まる前は、少し上品な初老の男です。 それが、ギターを弾き始めて音が出始めると、顔の老いは若い時にない渋みに変わります。 

 

ギターの鳴り具合を確認しているのかなと思ったら、途切れくことなく、おなじみの「Tears in Heaven」のイントロが始まります。 この曲の始まり方は、一つ一つの点である音が気が付けば、それが繋がり、やがて曲に変わる連続性が、カッキーいいです。 脱力のギターの弦のビビリ音さえも味を加味しています。 

 

年齢を重ねることで無駄を削ぎ落したシンプルなアレンジが渋いです。 ボーカルも渋く、人なりがでて味があります。 聞くもの全てが魅せます。 年を取って外見も中身もいろいろと変っていても、エリック・クラプトンらしさは見て分かります。 こんな風に年を取りたいです。

 

エリック・クラプトンは若い時から、ギターの神様と言われ、流行り廃り激しい音楽界にあっても50年近くトップスターであり続けています。 凡人の大スターに対する憧れで、持っているものも大きな違いがあります。 しかし同じ人間ですので、広い意味での目指す方向や考え方などの参考になる共通点はあると思っております。 

 

加齢による色々な衰えは仕方がありません。エリック・クラプトンもそれは受け入れているように見えます。 年を取ると難しい事は出来なくなのでシンプルな生き方も基本です。 ピアな音楽を作っていることや、アクの取れた顔がいいです。 生きざまは顔に出ますし、直ぐに見透かされてしまいますので、顔は大切ですと言うより、生き方が大切です。 私もだらしないところもいっぱいありますが、どこかはスジを通してしっかり生きなければと教えられます。

 

このビデオにあるエリック・クラプトンのかっこよさは、見た目の若さを競うアンチ・エージングでなく、いくつになっても音楽の第一線で活躍できる自分らしさがあり、自分を保っているスロー・エージングの姿です。 恐らく長い年月を掛け自分を高めるような活動の蓄積が大きいと思います。 どのような状況にあってもきちんと音楽に対峙していたことが今の姿を作っていると思います。 そのような習慣は大切と思いますし、習慣になれば努力なく無理なくできます。

 

私もできれば死ぬ直前まで、年齢が上がり悪いところはあったとしても自分であり続けらるようなスロー・エージングができればと思っております。

 

その為に死ぬほどの努力はできませんし、嫌です。 しかし、無理なく自然体でスロー・エージングをしたいと思っております。 できるのでは思っております。 

2017/6/23



 End
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