院長の冨嶋と申します。 兵庫県出身で、縁があり現在札幌市に住んでおります。
●シンプルに普通に暮らして、余り無理をしないで、長期的に肉体も精神も健康寿命を伸ばして幸せになりたい。
●なるべく病院と薬のお世話にならずに、健康を維持したい。
●自分の体に備わっている自然治癒力を充分に活用したい。
鍼灸の施術を通して患者様から学んだことは、「様々なストレスが記憶として患者様の身体の不調として刻まれて留まり続けている」ということです。
痛み、しびれ、筋肉のコリは身体の防衛反応で、「これ以上、私を傷つけるのは止めて!」と言う叫びです。
それは脳であったり、心の叫びであったりします。 これ以上の新たな情動刺激や感覚刺激は要らないと主張しています。
情動刺激や感覚刺激には、マイナス要因であるストレスだけでなく、共感、喜び、快感、楽しみなどの刺激もあります。
痛み、苦しみに苛まれている人は、選択的にマイナス刺激だけを拒絶できる訳がなく、喜び、幸せなどのプラスの情動刺激も、感覚刺激も拒絶していることになります。 要するに生存を最優先して、今ある楽しみ、幸せを犠牲にしています。 結果として今を生きれていません。
この世に存在しているだけで、感じるとれる世界の素晴らしさが感じ取れなくなっています。 ルイ・アームストロングさんの歌う「Waht a wonderful world」の世界が実感できません。
患者様の身体に刻み込まれたストレスの記憶は、筋肉のコリ、痛み、しびれ、冷えとしていつまでも留まっています。
それは自分自身では取り除くことは難しいです。 それを「はり・おきゅう」で取り除き、今を生きれるようになればと考えて施術しております。
更に次のところは十分にできているとは言えませんが、脳の可塑性を使って、嫌な脳に残り続けているトラウマの情動記憶も、鍼灸の心地良い感覚の記憶で書き変えができればと考えて日々の施術に当たっております。
2018/4/23 更新)