食品に含まれているアクリルアミドと言う化学物質があります。
発がん性や神経毒性の懸念がある物質です。
農林水産省のホームページで詳しく説明されています。
「食品中にアクリルアミドができる主な原因は、原材料に含まれているある特定のアミノ酸と糖類が、揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120℃以上)により化学反応を起こすためと考えられています。水分含有量の少ない場合には、特にアクリルアミドができやすくなるとされています。」 農林水産省のホームページからの抜粋です。
もっと詳しく知りたい方は、上記のハイライト部分をクリックして貰えれば農林水産省のアクリルアミドの情報までジャンプします。
■まとめ
米、小麦、ジャガイモなど炭水化物を含む食品を高温で加熱すると発生します。
特に含有量が高くて部が悪いのは、ジャガイモを揚げたポテトチップです。
ジャガイモ以外でも、ほとんどの食材で発生するので、避けようとすると食べれるものが無くなってしまいます。
それでポイントは日々の生活の中でどのように危険性を低減させるかです。 ちょっと考えてみました。
1.ポテトチップは基本買わない。
習慣的に高頻度でおやつとして食べない
子供は好きなので、たまに買って食べています。
2.気持ち的に揚げ物はできるだけ作らない、買わない。
これも頻度も問題です。 実際に作る頻度は下がりました。
3.揚げ物、炒めものから蒸しもの、煮物にシフト
生で食べれるものは、生で食べる。
4.炒めもをする場合でも、少しでも温度をさげる。
強火から中火、弱火に。 または蒸し焼き。
5.高圧、低圧の切り替えの圧力なべを使っています。
これまでは高圧を使って、短時間で柔らかくなったと喜んでいました。今はそれを使う時には、ささやかな抵抗ですが、時間よりも温度を気にして低圧で使います。
6.ジャガイモは栄養価が高いので(ビタミンB、Cやミネラル等)、味噌汁の具として煮て食べています。 頻度も量もそれなりに食べています。
これだと加熱温度は100度以下なるので、アクリスアミドの発生を抑える事ができると考えています。
更新 2019/4/26
味噌汁とヨウ素の記事から
アクリルアミドを分離 2023/4/17