明日の身体と心の自立を助ける
 キララ鍼灸院
円山
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 鍼灸でトラウマ、PTSD,うつ病を施術する
 第10回  共感、同調能力を高める
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ミラーニューロンで
共感力と同調力を高める


自分の最も深い恐れとミラーニューロンの関係

前回の 「第9回のミラーニューロン」 の記事では、ミラーニューロンを中心にPTSDの患者さんに限らず、普通の人が持つ普遍的な社会性能力である、「共感、同調、共感や他者への関心」を検討してきました。 その中で誰もが持つ、「自分の最も深い恐れ」がミラーニューロンや社会性と関連が深い事が分かりました。



共感力と同調力を高める

今回は記事では、私達が持つミラーニューロンの生理的反応を活用して、「社会性能力の共感、同調の改善の具体的な方法」をお伝えします。 それは独自の視点と分析を基に考えだしました。



今回説明する手法は、いろいろな妥当性のある既成事実の知識を積み上げて作った手法です。 有効性が高く、それが及ぼす悪影響はないはずと考えています。 しかし、実際の検証はされていません。 記事を読んで、その一連の考え方と改善の手法にに妥当性を感じ、受け入れられた上で、自己責任の下で取り入れて頂ければ幸いです。



今回の記事が少し長くなりましたので、「自分の最も深い恐れの解放」の記事は、次回でお知らせします。


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米国のミラーリング・エクササイズ

「ミラーニューロン」の活動を高める手法として 「身体はトラウマを記録する」 の本の中に「ミラーリング・エクササイズ」がでています。 それは、相手の身振り、手ぶりを鏡に映しているかのように正確に真似する訓練です。


Youtubeで「Mirror Exercise」のキーワードで検索するといろいろと出てきます。 ちょっと違うのではいうも沢山あります。 PTSDを改善するという目的で作られた動画は見つけることはできませんでした。 比較的近いのを、リンクしておきます。


「Mirror Exercise」 をクリックするとそこに飛びます。



日本でのミラーリング・エクササイズの状況

日本ではNLPなどで、非言語コミュニケーションのツールの一つで「ミラーリング・エクササイズ」があるようですが、その動画は見つけることはできませでした。


いずれにしても、PTSDに特化した「ミラーリング・エクササイズ」となると、それを実施している米国の現地のトレーニングセンターに行って、トレーナーを交えての実地で訓練になります。 その施設は、多分全米で一か所か、もし複数在ったとしても数か所と考えています。 私が知らないだけかも知れませんが、日本は同様の施設があるかどうかかというと、多分そんなことをしているところはないのではと考えています。



ミラーリング・エクササイズの原理

日本に居て、もう少し手軽にできる方法はないかと考えました。 そこで米国のミラーリング・エクササイズが行っていることを分析しました。


本の中では「ミラーリング・エクササイズ」の原理まで明確に書いてありません。 それで原点に帰り、まずは、「ミラーニューロン」を原理をもう一度考えてみます。

原理はシンプル

「ミラーニューロン」はサルの単純な動作の観察から発見されました。

その発見は、サルが食事しているところを他のサルが見つめるだけで、見つめたサルの脳の運動神経細胞が活性化したという観察からです。

その原理が分かった上で、「見るだけで活性化するのであれば、実際に同じ動作を真似して、共感性、同調性を作り出そう」という発想が生まれることは自然な流れです。



同調性=共感性

もう少し詳しく説明しますと、同じ動作をすることは同調性です。 同調性=共感性なので、同じ動作をすると、共感の座である前頭前野が活性化するはずです。

ミラーニューロンはその前頭前野と繋がっているので、少し荒っぽい考え方ですが、同調を引き起こす実動作をすることで、共感の座である前頭前野が活性化して、その影響は、ミラーニューロンの活性化に働きが及ぶはずだ、と考えました。


それで米国のミラーリング・エクササイズでは、トレーナーは少し大げさな動作をして、参加者はその動作を忠実の真似をします。 と推測しております。


原理を考えると、やっていることは非常にシンプルです。 米国に行かなくても、日本国内で十分に出来そうです。




キララ式 ミラーニューロン・トレーニング

日本国内でできることがありました。 もしかして本家の米国以上の効果が期待できる方法かもしれません


それはYoutubeを使います。 Youtubeの動画で、人の動作、特に手と口の動作を忠実に再現します。 キララ式ミラーニューロン・トレーニングと名付けました。 略してキララ式ミラトレです。



トレーニングの手順


1.ネットにある動画と使い、その動画中の人の動きの忠実に再現します。

2.特に手と口の動作を忠実に再現します。セリフも真似ると効果は高くなります。
「ミラーニューロン」と関連性の高い、口と手の動きを真似ることで「ミラーニューロン」、その自体を刺激して脳神経細胞の結合を高めると考えています。 

3.動画は手と口の動きがはっきり分かるものを選びます。セリフも真似ると効果は高くなります。
聴覚もミラーニューロンとの関係性が高いという最近の研究結果がありましたので、セリフも真似します。

4.動画の演者は、コミュニケーションの達人や天才と言われている人の動画を選びます。

5 ボディービルの筋トレと同じ、あるいは記憶の定着と同じように、繰り返し、繰り返し動作を真似する反復訓練です。 真似することで共感と同調が作りだされます。

6.脳の筋トレに相当しますので、決まった特定の少ない数の動画を使った反復訓練になります。

7.最初の2週間は毎日、5分から10分の反復訓練を行います。



脳の記憶の仕組みから考える
最適なトレーニング回数

「短期記憶と長期記憶の特性」からの話と脳の神経細胞網の再構成は1ヶ月目から3ヶ月目で感じられるようになると言われています。

その2点から、2週間位は毎日で、その後は2日に一回か3日に一回で、どうかなと考えています。 1ヶ月を過ぎると長期記憶と考えて、その後は週に1回位で3ヶ月まで続けるのが無理が無くてよいと考えています。



キララ式ミラトレのメリット


1.自宅でお手軽にトレーニングができます。


2.ネットの動画を教材と使っての反復訓練となります。 同じ教材を繰り返し使う、反復訓練の効果で脳神経細胞の結合、再配置、活性化が期待できます。


3.トレーナーとして、その道の達人や、天才を選ぶことができます。
言語されていない暗黙知を得ることができます。 一般のトレーナーから明らかに抜き出た達人や、天才がトレーナーですから効果も高いと考えています。


再現性のある反復訓練ができことと、トレーナーに抜き出た達人や、天才(名人)を選べることで、本家を圧倒していることは間違いありません。




お勧めのトレーニング用動画

お勧め動画は、やはり手や口の動きがはっきりしたコミュニケーションの動画です。 その中でも、その道の達人であったり、天才と言われている人の動画です。


例えば、「第1作 男はつらいよ 寅さん啖呵売」 や 「会話の神様『さんまさん』に学ぶの相づちの打ち方」  をお勧めします。



寅さんの啖呵売

「第1作 男はつらいよ 寅さん啖呵売」は49年前の映画で、当時の日本の人の温かさが分かります。 寅さん啖呵売は活気にあふれ、豊かな顔の表情に満ちています。 人は顔の表情を観察というか読むときに脳の活動が大きく活発化すると言われています。 寅さんの顔の表情は教材に最適です。



サンマさんのかか、亀~

もう一つは、お笑いの天才の、明石家さんまさんです。 さんまさんはTVの電波を通して、何十万人、何百万人の視聴者に笑いを伝えています。 笑いの同調が生まれています。 正に「ミラーニューロン」の伝道者です。 今の段階で厳密にはあるかどうかは知りませんが、笑いはミラーニューロン相当のものがあると考えています。 それで「ミラーニューロン」強化に最適の教材です。 松坂 桃李さんの「かか、亀~」のくだりが最高です。



なんせ2人のコミュニケーションの天才(名人)がトレーナーですので、楽しみながらトレーニングに励めます。





寅さん啖呵売りのセリフはYoutubeの解説部分に載っています。 以前はなかったので、感謝です。

最初はそのセリフを見ながら啖呵売りを真似て下さい。
慣れてくれば、セリフを見ないで完全の物まねをして下さい。 英語のシャドーウィングの要領です。 寅さんの顔の表情、手の動作、声を、リアルタイムで追いかけるように真似ます。



この検証を通して、「男はつらいよのフーテン寅さん」を演じる「渥美清さん」はつくづく天才だと感じています。




作成 (2018/7/2)
体裁改善 (2021/4/2)


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