明日の身体と心の自立を助ける
 キララ鍼灸院
円山
札幌市中央区
健康保険  労災保険指定施術所


  アレルギー、花粉症、慢性鼻炎、慢性蕁麻疹
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概要

最新研究のアレルギーの発生メカニズムを、鍼灸で解釈した施術です。

それをできるだけシンプルに説明すると、自律神経の曲がったシーソの状態がアレルギーを作ります。 施術は「自律神経の曲がったシーソ」を真っすぐ伸ばします。*9)


交自律神経の曲がったシーソの施術のイメージ


従来のアレルギーの発生メカニズムと自然リンパ球

従来のIgE抗体、肥満細胞(マスト細胞)、ヒスタミン放出、好酸球で説明するアレルギーのメカニズムとは違います。 最新のアレルギー医学の研究で最重要視されている自然リンパ球に着目しています。

花粉症、慢性鼻炎、慢性蕁麻疹などのアレルギー症は、自律神経の副交感神経の過剰興奮による、自然リンパ球の増加で作られていると考えています。


施術

その施術は、脳の自律神経に刺激を与えて、副交感神経の過剰興奮を抑制します。それにより自然リンパ球を低減し、症状を緩和します。

2つの方法で抑制します。
1.刺絡施術で、副交感神経だけを抑制する。
2.顔と首の筋肉のコリを取り除く。


温故知新

2010年に、アレルギー研究で自然リンパ球が発見されました。 自然リンパ球は、アレルギーの発生を説明する上で、最重要視されています。 基礎研究段階にあり、それを使った治療法は、まだ確立されていません。


それに対してキララ鍼灸院の施術には、既に自然リンパ球に対する働きかけが含まれております。 施術の基本は、2000年前からある伝統的な鍼灸施術です。 しかしその意図を最新アレルギー研究で解釈すると、自然リンパ球に対する働きかけが入っています。 最新の科学の知見が入っています。 正に温故知新です。



副交感神経の過剰興奮で自然リンパ球増

副交感神経が過剰興奮すると自然リンパ球も増えて、アレルギーが悪化すると考えています。 その過剰興奮を抑制する施術です。

副交感神経が過剰興奮を抑制すると、アレルギー症状が緩和することを経験しました。 今までその理由を上手く説明できませんでした。 自然リンパ球の振る舞いを解釈にいれると、全てが繋がりました。 詳細は下記の「最新のアレルギーのメカニズム」から下に書きました。



キララ鍼灸院の施術の特徴

普通のハリ施術は、コリを取って、血流を高めて、リラックスを作りだします。 副交感神経を高めることは得意ですが、副交感神経の過剰興奮の抑制は得意ではありません。

キララ鍼灸院では、刺絡の施術で副交感神経の過剰興奮だけを、ピンポイントで抑制します。 その点が、キララ鍼灸院の施術の一つの特徴です。



最新のアレルギーのメカニズム

従来の説明

花粉やダニの死骸などのアレルギーの原因の物質の細かい特徴分析で認識(マッチング)を行う免疫反応です。 どちらかというと高度な分析の免疫反応です。

体に広く分布しているマスト細胞と反応します。 即時に反応してかゆみや炎症の引き金を引くヒスタミンが、マスト細胞から分泌されます。 それがアレルギーの即時型反応です。 数時間後に、アレルギーの遅発型反応が、白血球の好酸球によって起こされます。*3), *4), *5)

この解釈で行う西洋医学での治療も、鍼灸施術も、余り芳しい成果を上げていません。 対処療法となっております。



最新の説明 自然リンパ球

最新の研究では、2010年に発見された、新しい白血球といえる自然リンパ球が、アレルギーの発病において最も重要と考えられています。

ウイルスや微生物に共通した特徴を見つけて行う免疫反応です。 または、細胞が傷ついたことで、呼び起こされる免疫反応です。 元々細胞に備わっている自然な免疫反応です。*3)

自然リンパ球に対する働きかけは施術に含まれています。


好酸球の自己死(エトーシス)

更に好酸球によって引き起こされるアレルギー反応の炎症は、好酸球の細胞の自己死によって引き起こされています。 好酸球の世界的研究者の植木先生(秋田大学大学院医学系研究科、准教授)は、「エトーシスは好酸球が選択している細胞死なので、人為的にコントロールが可能なはず」と考えて、研究に励まれています。 今後の研究成果を期待しております。*5)

残念ながら、好酸球のエトーシスは、キララ鍼灸院の施術には含まれておりません。 今後の課題です。


好酸球の自己犠牲

好酸球は全体を助けるための自己犠牲で、30分以内に自己死を決断して、3時間以内に死ぬ。*5)
よい意味での、者の哀れが感じます。

私達は、このまま永遠に生が続き、限りある時間に生きているを忘れがちです。 限りある時間を生きている、者の哀れを感じるとができれば、「一期一会」であり、今を生きることにつながると感じています。

心身一如の施術哲学でやっております。 「体を変えて、心を変える」でやっておりますが、もしかして、好酸球のエトーシスに作用させるには、「言葉(心)が変われば、体も変わる」のアプローチも必要ではと考えております。

あるいは、好酸球にハリをさして、電荷を逃がし(電子の注入)して、自己死の決断を変えさせるようなことも検討する必要を感じています。

難しいそうな施術に聞こえすが、単に患部にハリを刺すだけです。 ハリに素手で触っているので、電荷は抜けます。 理屈が分かれば、シンプルになります。鍼灸の枠組みの中でできることです。

うまくいけば好酸球の自死による炎症が収まるかもしれません。 可能性を示しているだけです。 今後の課題です。



自律神経とアレルギー

自律神経と白血球

自律神経が白血球に影響すると考えられています。*6),*7) 交感神経が優位になると、殺菌作用のある顆粒球が増えます。 顆粒球は好中球、好酸球、好塩基球です。 副交感神経が優位になると免疫に関係するリンパ球が増えます。 リンパ球は、ナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞です。


好酸球とアレルギー

好酸球が増えるとアレルギー症状は悪化することは、明らかになっています。 好酸球を増やすのは、交感神経が優位です。

アレルギー症状を抑えるのは、交感神経の活動を下げて、リラックスの副交感神経が優位を作ることが必要と普通は考えます。

しかし逆です。 実際に目にする症状では、リラックスすると、アレルギー症状が悪化します。


副交感神経が優位になるとアレルギー症状が悪化する

私の慢性鼻炎の場合は、リラックスして副交感神経が優位になった睡眠時に、慢性鼻炎の激しい鼻水がでていました。 それでマスクをして寝ていました。 毎日のことで困っておりました。
自分で施術をして、幸いなことに今はすっかり治っております。


東京大学医学教育国際協力研究センター 教授 北村 聖 先生の記事にも同様の記述があります。*8)

「アレルギー性鼻炎の症状は、副交感神経の働きが活発になった時に出やすくなるため、朝夕に強く現れる傾向があると考えられます。」


自律神経と病気の常識

従来の常識を思われていたことは、

1.交感神経が優位が続くと、ストレスが増すことになり、それが病気を作る。

2.リラックスの副交感神経優位の生活が、病気を予防できる。

しかしアレルギーの症状では、その常識が通用しません。 リラックスの副交感神経優位で、症状が悪化します。 そこに自然リンパ球の増加が関係していると推測しています。

そうなるとちょっとだけ、常識を変える必要があります。



自然リンパ球とアレルギーの仮説

どうやらアレルギー症状は、副交感神経が優位になったときに悪化するようです。  最新の研究の自然リンパ球を使い、この意味を読み解いていきます。 これまでに分かっている事実と仮説をまとめます。


事実

1.副交感神経が優位になると、アレルギー症状が悪化することが観察されています。*8)

2.副交感神経の過剰興奮を抑制すると、アレルギー症状が改善することが、鍼灸の施術を通して経験的に分かっています。

3.副交感神経が優位になると、白血球のリンパ球が増える。*6),*7)

4. アレルギー症状に関係しているのは、最近発見された自然リンパ球です。 アトピー性皮膚炎患者の皮膚や、慢性副鼻腔炎の鼻茸で、自然リンパ球が多数見つかっています。*3)


仮説

1.自然リンパ球と白血球のリンパ球が自律神経の副交感神経に対して同じ振る舞いをする。

白血球のリンパ球は、ナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞です。 自然リンパ球には、T細胞、B細胞はありませんが、ナチュラルキラー細胞があります。*9) そうなると、自然リンパ球にナチュラルキラー細胞があるので、白血球のリンパ球と同じ振る舞いをすると仮定しています。


2.副交感神経の過剰興奮で、自然リンパ球が増えている。

上記の事実1と4が、仮説の根拠です。

3.  副交感神経の過剰興奮を抑制すると自然リンパ球が減ってアレルギー症状緩和する。

上記の事実2が、仮説の根拠です。

4.  自律神経の曲がったシーソのモデル
30年以上の歳月をかけて、医師の浅見 鉄男先生が確立された井穴刺絡の施術法があります。 その中に副交感神経の過剰興奮だけを抑制する方法があります。 その施術法で、アレルギー症状緩和が緩和するいうことは、自律神経の曲がったシーソモデルを考えるしかありません。

詳細は、下記の「一つまずいこと」と「自律神経のバランスの異常」を読んで下さい。



一つまずいこと

自然リンパ球を減らしアレルギー症状を緩和するには、副交感神経を下げます。 自律神経の調整が、あたかも遊具のシーソーのように動くとすると、副交感神経を下げれば、交感神経が自動的に上がってしまいます。

交感神経が上がると、アレルギーのもう一つの要因の好酸球が増えてしまします。

こちらを立てると、こちらが立たないです。



自律神経のバランスが正常

うまく副交感神経を下げる

アレルギーを治すには、リラックスを損なわないように、副交感神経を下げる必要があります。 同時にストレスの興奮を抑制するように交感神経の興奮も下げる必要もあります。

うまく副交感神経を下げることがポイントになります。 そんなうまい話があるかというのがここから下に続く自律神経の解説になります。


自律神経のシーソー

広く一般でいわれている自律神経のイメージは、遊具のシーソーです。 交感神経と副交感神経が、シーソの両端に乗っています。

2つの重さのバランスが取れて、シーソ板が平行になっている時が、気持ちが落ち着き、くつろいでいる状態です。
自律神経の遊具シーソのバランス・イメージ


交感神経が優位

下の図は、日中の活発な動作時の自律神経の状態を表わしています。 交感神経が優位になって(上がって)、副交感神経が抑制されている状態です。


交感神経優位の単純イメージ



副交感神経が優位

下の図は、リラックス時の副交感神経が優位の状態を示しています。 副交感神経が上がって、交感神経が下がっています。


副交感神経優位の単純イメージ




自律神経のバランスの異常

自律神経の曲がったシーソ

花粉症、慢性鼻炎、慢性蕁麻疹等のアレルギーの発生した時には、自律神経の副交感神経が過剰興奮している状態です。

この時、交感神経のコントロールは正常です。 副交感神経だけが、一方的に過剰興奮しています。

その状態を名付けると、「自律神経の曲がったシーソ」とか「副交感神経の曲がったシーソ」といえます。


活動時の副交感神経の過剰興奮

活動時なので、活動に集中するために、交感神経は優位になり、副交感神経は下がっていなければなりません。

しかし下のイメージ図のように、本来下がるはずの副交感神経が上がっています。 この副交感神経の過剰興奮により、鼻水、涙、目のかゆみなどのアレルギー症状が出ます。

副交感神経の異常興奮により、自然リンパ球が過剰分泌されることになるのイメージ図です。
活動時の副交感神経の過剰興奮のイメージ 自律神経の曲がったシーソ


リラックス時の副交感神経の過剰興奮

リラックス時なので、副交感神経は優位になります。 下のイメージ図のように上ります。 ただし副交感神経が限界を超えて、異常に上がっている状態になっています。

例えば、花粉症、慢性鼻炎でよくある、寝ている時の鼻水です。

リラックス時の自律神経の花粉症のイメージ 自律神経の曲がったシーソ




副交感神経の異常を治す

副交感神経の曲がったシーソ

交感神経を持ち上げて、シーソーなので、副交感神経が自動的に下げる施術ではありません。

その施術で治ればいいのですが、今まで説明でわかりますように、それでは治りません。

「副交感神経の曲がったシーソ」を治すことが必要です。


副交感神経だけを抑制する

上の2枚の図のように、遊具のシーソーの片側の副交感神経側の板だけが上側に曲がっている「自律神経の曲がったシーソ」です。 板が曲がっているので、副交感神経側は、常に上がっている状態です。

正常にするには、片側の曲がったシーソーの板だけを、真直ぐに伸ばします。

普通のハリ施術は、交感神経と副交感神経の両方に作用します。 それは、あたかも左右の板に、上から同じ力を加えているようなものです。 そうなると正常だった交感神経が下側に曲がってしまいます。

片側だけの曲がりを治す施術が、重要となることが、お分かり頂けると思います。




施術の詳細

脳の視床下部に刺絡で刺激

自律神経の中枢は、脳の視床下部です。*1) アレルギー症は、視床下部で副交感神経が過剰に反応するようになっています。

それを改善する為に、刺絡施術で視床下部に刺激を与えて、その副交感神経の過剰興奮を抑制します。


顔、首のコリを取り、原因の除去

顔と首の筋肉に慢性的なコリがあると、アレルギー性の副交感神経の過副興奮を引き起こす原因の一つと考えています。

花粉症、慢性鼻炎、慢性蕁麻疹などのアレルギー性の症状の予防として、顔と首の筋肉の慢性的なコリを取り除きます。



顔、首のコリと副交感神経との関係 *2)

顔は顔面神経、目は動眼神経、舌は舌咽神経があり、副交感神経と関係が深いです。 首には、迷走神経が走行しています。 迷走神経は副交感神経との関係性が特に強いです。

これらのことから、顔の筋肉、目の周りの筋肉、首の筋肉のコリを取り除くと、副交感神経の過剰興奮の原因の一つを取り除くことができます。

これらの筋肉のコリを作りだしているのは、広い意味でのストレスです。



注釈: 情報源のホームページ、参考文献

青色の太文字をクリックすると情報源のホームページに飛びます。


1) 視床下部

脳科学辞典の内容の抜粋
視床下部とは、間脳に位置し、内分泌や自律機能の調節を行う総合中枢である。ヒトの場合は脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織であるが、多くの神経核から構成されており、体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒など多様な生理機能を協調して管理している。



2) 顔、首のコリと副交感神経との関係

ウキペディア内容の抜粋 「自律神経系のうち脳幹部に由来する線維」
自律神経系のうち脳幹部に由来する線維について(動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経) ここでは動眼、顔面、舌咽神経、および迷走神経を扱う。これらの神経のうち自律神経の線維はすべて副交感神経である。なお最後の3つについては求心性線維も含む。



3) 自然リンパ球とアレルギー

専門医のためのアレルギー講座、国立成育医療研究センター
松本 健治先生 2016年
アトピー性皮膚炎患者の皮膚には有意に多くの2型自然リンパ球が検出される。さらに慢性副鼻腔炎の鼻茸においても、2型自然リンパ球が検出される。


4) 皮膚科教科書 あたらしい皮膚科学

北海道大学 大学院医学研究院・医学部皮膚科、皮膚病治療情報


5) アレルギー・好酸球性炎症の研究

秋田大学大学院医学系研究科 総合診療・検査診断学講座ホームページ


6) 白血 球 の 自律 神 経 支 配  安保理論

か らだ を守 る 白血 球 の 自律 神 経 支 配
―鍼灸医学の病気を治すメカニズムー 新潟大学大学院教授  安保 徹先生 2002年


7) 交感神経系による免疫細胞の動態の制御

大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫応答ダイナミクス研究室  鈴木一博先生 2015/08/19


8) 副交感神経とアレルギー性鼻炎応

アレルギー性鼻炎の主な症状とは?
東京大学医学教育国際協力研究センター 教授 北村 聖 先生 2019/2/19
自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中は交感神経が、夜から朝にかけては副交感神経が働きます。 アレルギー性鼻炎の症状は、副交感神経の働きが活発になった時に出やすくなるため、朝夕に強く現れる傾向があると考えられます。


9) 自律神経の曲がったシーソ

自律神経の曲がったシーソは私が考えた新しい概念です。 もしかしたら誰かが提唱しているかもしれませんが、私が調べた限りではありませんでした。

従来の自律神経のバランスのモデルのシーソの板は真っすぐです。 交感神経と副交感神経の状態が左右の重みとなり、シーソの板が上下動します。

「自律神経の曲がったシーソ」のモデルでは、自律神経の過剰興奮を曲がったシーソの板で表現しています。 自然リンパ球の過剰増加によるアレルギーは、副交感神経の板の曲がりです。 シーソの上下動よりも、部分的に曲がった個所に注目する考えです。

当然、交感神経の曲がったシーソも予想されます。 働き過ぎ、長時間労働によるストレスが引き起こすメンタル疾患が思いつきます。


9) 自然リンパ球の新しい発生メカニズム
-理化学研究所 2015年4月13日
自然リンパ球(ILC)は、自然免疫に関わる細胞です。2010年にTリンパ球やBリンパ球とは異なる性質を持つ、新たなリンパ球として発見されました。自然リンパ球は抗原を認識する受容体を持つことなく、インターフェロン(IFN)やインターロイキン(IL)など、さまざまなサイトカインを産生します。

自然リンパ球には、自然免疫細胞として認知されてきたナチュラルキラー(NK)細胞や胎生期のリンパ組織形成に関与するリンパ組織誘導細胞(LTi細胞)[8]が含まれることや、自然リンパ球は3グループともに共通の前駆細胞から作られることが分かってきました。




●細胞の自爆で体内に結晶ができる
アレルギーでみられる「シャルコー・ライデン結晶」のできる仕組みを解明 academist Journal 植木 重治先生,  福地 峰世先生 2018年10月22日


●60秒でわかる自然リンパ球の制御によるアレルギー治療を目指す 理化学研究所 2016/05/08

●北里大学メディカルセンター 鼻アレルギーについての治療法

作成 2020/1/9
最新アレルギーのメカニズム追加 2020/1/17